Naoto Yamada Bass player

Getting started

Lowline のはじめかた

インストールから、最初の1曲を書いて書き出すまでに必要なことを、1ページにまとめました。

このページは Mac 版の使い方です。Windows 版はこちら。

画面の表示は、最初は英語です。左のサイドバーの「Settings」→「Language」で日本語に切り替えられます。このページでは、ボタンの名前を「英語(日本語)」の形で書いています。

初めて起動すると、約50秒のチュートリアルが流れ、最後にお手本の曲(言ゥ虎pia by été)が開きます。もう一度見たいときは、サイドバーの Settings(設定) にある Show tutorial(チュートリアルを見る) から。

買う前に触ってみたいときは、Web のお試し版で、言ゥ虎pia by été(1コーラス)の TAB を再生できます。

Step 1

インストールとライセンス

  1. 購入後に届くメールから、Lowline(.dmg ファイル)をダウンロードする
  2. .dmg を開き、Lowline のアイコンを「アプリケーション」フォルダへドラッグする
  3. Lowline を起動し、メールに書かれたライセンスキーを貼り付けて Activate(有効にする) を押す

Mac を替えるとき

1つのライセンスキーで Mac 2台まで使えます。3台目で使うときや買い替えのときは、今の Mac のサイドバー Settings(設定) にある Deactivate this Mac(このMacの登録を解除) を押してから、新しい Mac で同じキーを入力してください。

手元にない・壊れた Mac の登録は、lowline.ba@gmail.com に連絡いただければこちらで解除します。

インターネット接続が必要なのは、ライセンスキーを入力するときだけです。その後はオフラインでも使えます。

Step 2

譜面を書く

打ち込みはキーボードが中心です。マス目をクリック(または矢印キー)で選び、数字キーでフレット番号を入れます。

  • 10〜24 のような2桁のフレットは、続けて打ちます(「1」「2」で 12)
  • 入れると次の位置へ自動で進みます。最後の小節まで来ると、小節が自動で増えます
  • 音の長さと奏法は、先に選んでから数字を打ちます。すでにある音を選んで押すと、その音が書き換わります
Lowline の画面。上から順に、ツールバー、曲の音源の波形、入力バー(音の長さと奏法のボタン)、TAB 譜、リズム譜。左はサイドバー。
上のボタン列(音の長さ・奏法)はマウスでも選べます。ボタンの右に小さく書いてあるのがキーです。

音の長さ

⇧1〜⇧6
全音符・2分・4分・8分・16分・32分
.
付点
⌘3 ⌘5 ⌘6 ⌘7 ⌘9
3・5・6・7・9連符(もう一度押すと解除)
,
タイ。次が休符なら同じ音を置いてつなぎます(続けて押すと伸ばせる)
A
装飾音(短前打音)。音を選んで A → フレット → 必要なら h / p / s → A か Esc で終わり

奏法

同じキーをもう一度押すと、通常(Normal)に戻ります。

n
通常
t
サム
u
サムアップ
>
プル
x
ゴースト
l
レフトハンド
s
スライド
g / ⇧G
グリス↓ / グリス↑
h
ハンマリング
p
プリング
⇧T
タッピング
o
ハーモニクス
m
ブリッジミュート
b / v
ベンド(全音 / 半音)

奏法を重ねる

  • ゴーストにサム・サムアップ・プルを重ねるときは、両方のキーを押します(x の上に □ / ∨ / >)
  • グリス↓と↑を両方押すと、上がって戻るグリス(グリス↑↓)になります。どちらかをもう一度押すと、その向きだけ外れます
  • グリスの弾き始めを、サム・サムアップ・プル・ハンマリング・プリングにもできます
  • グリスの音で x を押すと、出発点を決めないグリス(数字の代わりに x+波線)になります

移動と編集

←→↑↓
選ぶ位置を動かす
⇧←⇧→
小節ごとに動かす
⇧↑⇧↓
同じ音のまま、別の弦に移す
⌥↑⌥↓
1オクターブ上げる / 下げる
E
編集モード(矢印キーで、打ち込んだ音から音へ飛ぶ。和音の中は ↑↓)
⌫
消す
⌘C ⌘X ⌘V
コピー / 切り取り / 貼り付け(同じ弦のまま、カーソルの位置へ貼ります)
⌘A
すべて選択
Space
再生 / 停止
C
選んだ小節をループ再生 / 解除(ツールバーの Loop(ループ)ボタンでもできます)
⌘↑⌘↓
拡大・縮小
⌘Z / ⌘⇧Z
元に戻す / やり直す(ツールバーのボタンでもできます)

キーの一覧は、メニューバーの Help(ヘルプ)→ Keyboard Shortcuts(キーボードショートカット)か、サイドバーの Keyboard Shortcuts(ショートカット)でいつでも開けます。

テンポ・拍子・コード・弦の数

  • 小節番号をクリックすると、その小節からのテンポ・拍子・セクション名(Aメロ、サビなど)を設定できます。小節の挿入・削除もここからできます
  • Chord(コード)ボタンで、選んだ位置にコードネームを付けられます(例:Am7、F#m7b5、C/E)
  • 弦の数(4〜7弦)とチューニングは、サイドバーの Settings(設定) → Tuning(チューニング) で変えます
  • 入力バーの Mono(単音) をオンにすると、別の弦に打った音が前の音を止めます(和音にならない)

リズム譜・TAB 譜・五線譜

  • 打ち込み欄の下に、RHYTHM(リズム譜)・TAB(TAB 譜)・STAFF(五線譜)を並べて表示できます。ボタンを押すと表示/非表示、ドラッグすると並び順が変わります
  • 五線譜はヘ音記号で、実際の音より1オクターブ上に書きます(ベース譜の書き方)
  • 五線譜の調号は、ボタンの右の Key(調) で選びます。Auto(自動)にすると曲の音から選びます。調は曲ごとに保存されます
  • 曲の途中で調が変わるときは、その小節の小節番号をクリックして Key(調)を選びます
  • 拍をまたぐ音は、拍の頭で分けてタイでつないで書きます(打ち込んだ音はそのまま)。高い音が続くところは自動で 8va、ハーモニクスは ◇ で鳴る高さに書きます

Step 3

音源から下書きを作る

録音したベースの音(ステム)を読み込むと、音の位置と高さを拾って TAB 譜の下書きを作ります。

  1. サイドバーの Backing track(伴奏の音源) → Load audio(音源を読み込む) で WAV を選ぶか、Lowline の画面に WAV をドラッグし、Bass-only stem — transcribe it(ベースだけの音源として解析) を選ぶ
  2. 確認画面で、曲の BPM・拍子・チューニング、弦の数(4・5・6)、Technique(奏法)(指弾き・ピック・スラップ・ミックス)を合わせる。16分や3連符が出てこない曲は、Quantize(クオンタイズ)・Triplets(3連符)で外すと、リズムが細かく割れにくくなります
  3. Analyze with these settings(この設定で解析) を押し、終わったら Place on TAB(TAB に置く) を押す
  4. 再生して聞き比べながら、違うところを手で直す
サイドバー。上から Library(ライブラリ)、Backing track(伴奏の音源)の Load audio(音源を読み込む)、Stem to transcribe(解析する音源)、Settings(設定)。一番下に Show tutorial(チュートリアルを見る)と User Guide・Support・Keyboard Shortcuts。

うまく拾わせるコツ

  • エフェクトをかけていない、ベース単体のきれいな録音がいちばん向いています。歪み・ファズ・オクターバーは苦手です
  • ミックスから分離したステムは、分離の残りが混ざるぶん精度が落ちます
  • BPM や拍子が曲と違うと、音がずれた位置に並びます。先に合わせてから配置してください
  • できるのは下書きです。音程は5回に1回ほど外れるので、必ず聞いて確かめてください
  • 読み込めるのは WAV だけです。MP3 などは DAW で WAV に書き出してから読み込んでください

ほかの取り込み方

  • MIDI:ツールバーの Open(開く)で開くか、画面にドラッグします。ベースのトラックと弦の数を選んで配置します
  • MusicXML・Guitar Pro:ツールバーの Open(開く)(⌘O)で .musicxml / .mxl / .gp を開きます

曲の音源と一緒に鳴らす

  • サイドバーの Backing track(伴奏の音源) → Load audio(音源を読み込む) で曲の WAV を選ぶか、画面にドラッグし、Song / backing track(曲として聴く) を選ぶと、譜面と一緒に再生できます
  • 音源の音量は、TAB の再生音に合わせて自動でそろえます。細かい調整はツールバーの Mixer(ミキサー) で。つまみは 70 がそのままの音量です
  • Audio editor(音源エディタ)(サイドバーの Open audio editor(音源エディタを開く) か、上の波形をクリック)では、TAB の1小節目を音源のどこから始めるか(M1 の旗)を決めます。下のテンポトラックでは、点を上下にドラッグしてテンポを変えられます(ダブルクリックで点を足す・消す)。小節番号をクリックして、その小節からのテンポ・拍子を変えることもできます
  • 音源は曲の中にコピーせず、ファイルの場所を覚えます。音源を動かしたときは、開いたときに「探しますか?」と聞かれるので、選び直してください

Step 4

PDF・動画に書き出す

ツールバー右上の Export(書き出し) から選びます。

  • PDF:1段に4小節、または2小節で組んだ楽譜を書き出します。メニューの Add standard notation(五線譜を付ける) をオンにすると、TAB の上に五線譜も付きます
  • Movie(動画):譜面が横に流れる MP4 を書き出します

動画の設定

大きさ
1920×1080(フル HD)。フレームレートは 30 fps(標準)か 15 fps(軽量)
画面に出す小節数
1・1.5・2・3・4 から。1.5 がおすすめ。少ないほど大きく速く流れます
譜面の見た目
PDF と同じ / 編集画面と同じ(編集画面と同じ見た目のときは、TAB の下にリズム譜も出せます)
カウントイン
曲の頭に1小節足します(最初はオン)
音声
クリック、曲の音源、ベースの音源、TAB の再生音から選んで入れられます
色
グリーンバック・ブルーバック・黒・白から選べます。カスタムにすると、背景と譜面の色を好きな色にできます
再生位置
再生線の色は、背景と譜面の色から見やすい色を自動で選びます。「Light up each note as it plays(弾いた音を光らせる)」をオンにすると、いま弾いている音が光ります

書き出しが終わるまで、書き出しの画面は閉じずにそのままにしておいてください。

演奏動画に重ねる

  1. 動画編集ソフト(Final Cut Pro、Premiere Pro、DaVinci Resolve、CapCut など)で、演奏映像の上のトラックに書き出した動画を置く
  2. 書き出した動画に「クロマキー(キーイング)」をかけ、背景の色を抜く(グリーンバックは #00B140、ブルーバックは #0047BB)
  3. 大きさと位置を整える。縦動画(ショート・リール)なら、画面の下や上に帯のように置くと見やすくなります

仕上がりの見本動画は、準備ができ次第ここに載せます。

Step 5

保存とライブラリ

  • 最初に、サイドバーの Library(ライブラリ) で Choose a library folder(保管フォルダを選ぶ) を押し、曲の置き場所を決めます。選んだ場所に「Lowline」フォルダができ、曲はそこにたまっていきます(お手本の曲は、その中の「Demo」フォルダに入ります)
  • 新しい曲を初めて保存するときに、曲名を聞かれます。あとから変えるときは、画面の一番上に出ている曲名をクリックします
  • 保存した曲は、ライブラリの一覧(⌘L)からすぐに開けます。検索・並べ替えのほか、フォルダ分け・名前の変更・複製もできます(曲を右クリック)
  • 曲のファイルは .btab という形式です。Finder でダブルクリックするか、Lowline の画面にドラッグすると開けます。普通のファイルなので、バックアップやほかの Mac への移動もそのままできます
  • ミキサーの設定と、曲の音源の場所も、曲ごとに保存されます
⌘S
保存
⌘⇧S
別名で保存(今の曲を残したまま、別の曲として保存)
⌘O
開く
⌘L
ライブラリ

自動保存

作業中の譜面は30秒ごとに自動で退避しています。保存しないままアプリが閉じても、次に起動したときに Unsaved work found(前回の続きがあります) と出るので、Restore(復元する) を押せば続きから再開できます。

Help

困ったときは

「登録できる台数に達しています」と出る
ほかの Mac で「このMacの登録を解除」を押してから、もう一度入力してください。その Mac が手元にない場合はご連絡ください。
音源を読み込めない
WAV ファイルか確かめてください。MP3 などは読み込めません。
下書きの音の位置がずれる
BPM と拍子が曲と合っているか確かめて、配置し直してください。
「サーバーに接続できませんでした」と出る
インターネット接続を確かめてください。キーの入力には接続が必要です。
「音源ファイルが見つかりません」と出る
曲の音源を別の場所へ動かしたか、名前を変えたときに出ます。「探しますか?」で OK を押して、音源のファイルを選び直してください。
使い方をもう一度見たい
サイドバーの Settings(設定) → Show tutorial(チュートリアルを見る) で、最初のチュートリアルをもう一度見られます。このページは、アプリのメニューバーの「ヘルプ」→「Lowline 使い方ガイド(Web)」からも開けます。

解決しないときは、こちらまでご連絡ください。アプリのメニューバーの「ヘルプ」→「サポートに問い合わせる…」からも送れます(アプリの版数が件名に入ります)。

lowline.ba@gmail.com

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